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【男子バレー】イタリア紙記者は好調の髙橋藍を警戒 ネーションズリーグで首位の日本と主力合流のスター軍団が激突

  • ダヴィデ・ロマーニ●文 text by Davide Romani(『ガゼッタ・デロ・スポルト』)
  • 利根川晶子●訳 translation by Tonegawa Akiko

 今年のバレーボール・ネーションズリーグ(VNL)で注目を集めるふたつの強豪、日本とイタリアが対決の時を迎える。VNL予選ラウンド第3週は7月15日から大阪で始まる。その初戦で、いきなり両者が相まみえるのだ(その後、イタリアはベルギー、アルゼンチン、キューバと、日本はカナダ、ベルギー、アルゼンチンと対戦する)。

 ただし、今大会に臨む両チームの心境は大きく異なるかもしれない。かたや2022年、2025年と世界選手権を連覇しているイタリア。もう一方は昨年の世界選手権で1次リーグ敗退という大きな失望を味わった日本だ。

ネーションズリーグ第2週、地元フランスを破った日本の髙橋藍と宮浦健人ZUMA Press/AFLOネーションズリーグ第2週、地元フランスを破った日本の髙橋藍と宮浦健人ZUMA Press/AFLO イタリアのここまでの予選ラウンドの成績は5勝3敗。総合順位では6位についている。今大会でイタリアが掲げる目標はふたつ。ひとつは男子ではいまだ獲得したことのないVNLでの初優勝(2025年のVNLでは決勝でポーランドに敗れ準優勝だった)というタイトルを勝ち取ること。そしてもうひとつは若手選手の育成と強化をさらに推し進めることである。

 イタリアはいま、アウトサイドヒッターのダニエレ・ラビアとアレッサンドロ・ミキエレットというふたりの主力の完全復活待ちの状態でもある。

 ラビアは昨夏、右手に大ケガを負い、フィリピンで行なわれた世界選手権を欠場。2月に戦列に復帰したものの、長期離脱の影響もあって、本来のコンディションには戻っていない。ただ、それでもここ数週間、フェルディナンド・デ・ジョルジ監督は彼をチームに帯同させている。

 一方のミキエレットは今年の1月末に腰椎の疲労骨折に見舞われ、現在も慎重にリハビリを続けているが、VNL中の復帰は難しそうだ。

 彼らの不在のため、デ・ジョルジ監督はVNL予選第1週と第2週、若手を積極的に起用している。アウトサイドヒッターにマッティア・ボットロとルカ・ポッロ、フランチェスコ・サニを起用し、そのパフォーマンスを試した。また、ミドルブロッカーのポジションでは若手のパルド・マティを起用したところ、これが功を奏した。マティは2006年生まれの19歳で、身長206センチという将来有望な逸材だ。

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