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【男子バレー】イタリア紙記者は好調の髙橋藍を警戒 ネーションズリーグで首位の日本と主力合流のスター軍団が激突 (2ページ目)

  • ダヴィデ・ロマーニ●文 text by Davide Romani(『ガゼッタ・デロ・スポルト』)
  • 利根川晶子●訳 translation by Tonegawa Akiko

【日本はベストメンバーを投入】

 だが、大阪ラウンドからは、チームの顔ぶれもこれまでとは大きく変わるだろう。短い休養を与えられていた昨年の世界選手権優勝メンバーの多くが、このタイミングでチームに合流するからだ。主将でセッターのシモーネ・ジャネッリ、昨シーズン、ロシアリーグでプレーしたオポジットのユーリ・ロマノ、ミドルブロッカーのロベルト・ルッソ、リベロのファビオ・バラーソらだ。ここからファイナルラウンドに向けて、イタリアにとってギアを上げる戦いが始まる。

 一方、フランス人のローラン・ティリ監督体制で2年目となる日本は、まずは昨年の世界選手権での1次リーグ敗退という失意を払拭することが最大のテーマとだ。その成果はVNLの序盤戦ですでに表れている。日本はここまで8戦全勝の快進撃で現在総合順位は1位。2位アメリカ、3位ポーランド、4位スロベニアは6勝2敗なので、頭ひとつ抜け出している。

 特に直近の第2週ラスト3試合では、イラン、アメリカ、フランスをいずれもフルセット&タイブレークの末に破っており、勢いにも乗っている。多くの国が若手中心で大会に臨んでいるのに対し、日本は開幕当初からベストメンバーを投入してきた。特にアウトサイドヒッター陣は強力だ。

 髙橋藍はここまでチーム最多の159得点を記録し、大会全体でもブルガリアのアレクサンダー・ニコロフ(194点)、ベルギーのフェレ・レッガーズ(193点)に次ぐ3位につけている。昨年より攻撃力が増した印象だ。そして石川祐希と大塚達宣。この3人のスパイカーは、いずれもヨーロッパでの新シーズンに向けても準備万端なように見える。髙橋はポーランドのルブリン、石川はトルコのジラートに新天地を求め、大塚はイタリア・ミラノで3シーズン目を迎える。

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