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【男子バレー】水町泰杜、シーズン終了4日後にビーチへ 「二刀流に挑戦する次の世代の子たちが出てきたら......」 (2ページ目)

  • 坂口功将●取材・文 text by Kosuke Sakaguchi

【ピークの合わせ方はインドアで学んだ】

 しかし、いざシーズンが始まったとはいえ、スケジュールは多忙を極めた。

 5月14日に最初の練習を始めたのち、16日にはSVリーグのチャンピオンシップ・ファイナルのテレビ解説のため横浜アリーナ(神奈川県横浜市)へ、それが終われば今度は公認大会である「第34・35回WaveR杯」に参加するため大蔵海岸(兵庫県明石市)へ飛んだ。

 あらためて記すが、1週間前までインドアのシーズンを全身全霊で戦っていた身である。「いや、もう本当によくやったと思います。この時の1週間に比べたら、どんなことも平気ですよ」と本人は笑った。

 もちろん、疲労が完全に抜けきってはいない。7カ月に及び、毎週末に2試合を戦うタフな大同生命SVリーグは、少なからず体に"爪痕"を残していた。

 インドアでは周りの選手と比べてサイズで下回るだけに、常に100パーセントでのジャンプが必要とされる。ゆえに、ひざも悲鳴をあげる。今年のビーチバレーシーズン開幕当初、水町は体の状態をこう語っていた。

「痛みはあります。ですが、ビーチバレーはリハビリにも適していると言われていますし、ここからよくなればいいと考えています。それに、試合へいかにピークを合わせるかは、インドアの2025-26シーズンで学んだことなんです。土日の試合が一番大事ですから、そこに向けてとにかくコンディションを整えていくことを。

 これまでだったら、ビーチバレーをする時も毎日が楽しすぎて、平日の練習から『よっしゃ! ビーチ、カモン!!』と思いっきりプレーしていました。その結果、土日の試合本番でびっくりするぐらいの痛みが襲うという。なので今は、平日の練習でもジャンプをある程度セーブするなど、痛みをコントロールしながら、土日にピークを持っていくようにしています」

 見方によっては、こうした痛みや疲労は、水町が身を投じているインドアとビーチバレーの二刀流の"弊害"と言えるかもしれない。ただ、それらもすべては、ほかならぬ本人が選んだことだ。

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