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【男子バレー】関田誠大が語る、移籍したからこそ感じたサントリーの強さ「『これは強いはずだわ』と思いました」 (3ページ目)

  • 市川忍●取材・文 text by Ichikawa Shinobu

【若手選手とのコンビネーションはこれから】

 ただし、関田の真骨頂ともいえるコート中央の攻撃に関しては、まだまだ発展途中だという。

「まずは、僕がもっとクイックを使っていかないといけないなって思いますね。数をこなさないといけない。もっと彼らのよさを引き出したいです。小野寺(太志)に関しては、日本代表でも長く一緒にプレーしているので、まったく心配していません。鬼木錬だったり、佐藤謙次だったり、若い選手をどう生かすかが僕の責任でもあると思っています」

 特にラリー中のクイックなどは、日本代表での関田の生命線ともいえる攻撃だが、アタッカー側に「自分にトスが上がる」という意識がなければ成功しない。なおかつ関田の場合は多少、サーブレシーブが乱れた際でもクイックを積極的に使う。サンバーズでは当初、トスを上げてもミドルブロッカーが助走に入っていなかったこともあったというが「そこはちゃんと入っていて欲しいと伝えた」と振り返る。

「もし、トスが上がらないからと準備をしていない選手がいたのだとしたら、それはただ単にサボっているだけだと思いますよ。常に攻撃の準備に入るのがアタッカーの仕事なので。上げる、上げないは関係なく、いつでも打つ準備をしているのはミドルブロッカーの責任なので、そんなことがあれば、僕はしっかりと伝えます」

 若いミドルブロッカー陣とのコンビネーションが完成すれば、さらに得点のバリエーションが増えることは間違いない。

後半を読む>>【男子バレー】関田誠大が天才セッターと評される裏にある向上心と努力「『いや、これが普通だ』と思っちゃうんですよ」

Profile
関田誠大(せきた・まさひろ)
1993年11月20日生まれ。東京都出身。身長175cm。ポジション・セッター。
小学生1年生の頃からバレーボールを始め、東洋高校では1学年上の柳田将洋とともに春高バレーで優勝。中央大学時代はインカレで連覇を果たし、主将を務めた4年時はMVPにも選ばれた。パナソニックパンサーズ、堺ブレイザーズ、ポーランドリーグ、ジェイテクトSTINGS愛知を経て、現在はサントリーサンバーズ大阪で活躍中。日本代表としては2016年に初選出され、2019年頃からは中心選手として欠かせない存在となっている。

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