【男子バレー】後藤陸翔が語る東京グレートベアーズの戦略と基本方針 今季はSVリーグ優勝を狙う (3ページ目)
【「とにかく結果を残すしかない」】
そして、グレートベアーズは今シーズン、ホームゲームでの観客動員12万人という目標を掲げている。選手として意識はするかと尋ねると、後藤は語気を強めた。
「とにかく結果を残すしかないと思っています。勝つことで注目は集まると思っているので。
関心と興味を持ってもらうには、常に上位にいなければいけないし、強さというのは、新しいお客さんを呼ぶきっかけにもなると思っています。僕らのような取り組みをしているチームが優勝すれば、次のシーズンはまた違った景色が見られると思いますし、それがチームだけにとどまらずバレーボール全体の人気にも繋がると思います」
東京グレートベアーズとともに、チャレンジと進化を繰り返す後藤のプレーに今シーズンも注目したい。
著者プロフィール
市川 忍 (いちかわ・しのぶ)
スポーツライター、編集者。神奈川県川崎市出身。日本エディタースクール夜間部卒業。『Sportiva』(集英社)、『Number』、『NumberWeb』(文藝春秋)などで埼玉西武ライオンズを中心とした野球と、バレーボールのコラムを寄稿している。著書に、2008年のバレーボール男子日本代表の16年ぶりの五輪出場を追った『復活~全日本男子バレーボールチームの挑戦』(角川書店)がある。Xアカウント:@ichikawashino。
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