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【男子バレー】ペルージャが実力の差を見せつけてサントリーに連勝 中心には石川祐希の姿が (3ページ目)

  • 小宮良之●取材・文 text by Komiya Yoshiyuki

【新シーズン、イタリアと欧州の全タイトルを狙う】

 そう振り返った石川は試合のなかで狙いを変え、その日の最大出力を出していた。

「今シーズンはスーペルコッパ、コッパ・イタリア、世界クラブ選手権、チャンピオンズリーグ、イタリアリーグと5つ全部を制覇するつもりですが......。やはり昨シーズン、イタリアリーグで負けているので(プレーオフ3位)、個人的にはそこでの優勝を目指しながら、ですかね。もちろん出場するすべての大会(で優勝)を狙いますけど」

新シーズンに向けても、貪欲にタイトルを目指す。勝利に飽くことがない。それはトッププレーヤーの条件と言えるだろう。

 2日目の10月8日、ペルージャは力の差を見せつけ、サントリーを3-0のストレートで下している。この日もチケットは完売で、前日と同じく満員。石川は要所で試合を決めるプレーを見せ、期待に応えた。

「イタリアのチームの選手として、日本でプレーできるのは僕自身、楽しみだったし、見てもらえたことを何より嬉しく思います」

 凱旋した石川の言葉は、新たな戦いへの決意だ。

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著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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