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今季SVリーグ男子で活躍した外国籍選手5人 発揮した「世界最高峰」のパフォーマンス (4ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke
  • photo by AFLO SPORT

トリー・デファルコ(ジェイテクトSTING愛知)

この記事に関連する写真を見る そのルカレッリと一緒に、今季からSTINGS愛知に加入したアウトサイドヒッターのトリー・デファルコ(アメリカ)もまた、2024-25シーズンで輝きを放った。東京五輪から本格的にアメリカ代表のエースアタッカーに君臨すると、代名詞の高速バックアタックを武器に世界のバレーボールシーンに躍り出た。

 STINGS愛知でもセッターの関田誠大とコンビの精度が日に日に増し、高速バックアタックを何度も炸裂。波に乗れば手がつけられないほどの力を発揮し、レギュラーシーズンの大阪B戦(2024年11月17日)では35得点と大暴れした。

 デファルコにとってチャンピオンシップ ファイナルの舞台である有明アリーナ(東京)は、東京五輪でも立った舞台。だが、そこでは予選グループ敗退という苦い思い出を残していただけに、「会場にきてから、彼(デファルコ)のモチベーションはさらに上がっているよ」とSTINGS愛知のミハウ・ゴゴール監督は語っていた。そのGAME1では25得点と気を吐く。優勝には届かなかったものの、その力を示した。

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