今季SVリーグ男子で活躍した外国籍選手5人 発揮した「世界最高峰」のパフォーマンス (3ページ目)
リカルド・ルカレッリ・ソウザ(ジェイテクトSTINGS愛知)
ジェイテクトSTINGS愛知でも輝いていたリカルド・ルカレッリ・ソウザこの記事に関連する写真を見る ミゲルのキューバと同じように、地球の反対側からやってきたアタッカーが、ジェイテクトSTINGS愛知のリカルド・ルカレッリ・ソウザ(ブラジル)だ。ブラジル代表では10年近くエースを務め、2016年のリオデジャネイロ五輪では金メダルを手にしている。
ブラジル・スーパーリーガを飛び出てからはイタリア・セリエAを主戦場にプレーし、満を持してSVリーグに参戦した。長年、第一線に立ってきた影響か、慢性的なコンディション不良に見舞われる時期があったものの、やはりコート上での存在感はピカイチ。今季から刷新されたSTINGS愛知のチームカラーである"ゴールド"は、どこかブラジル代表の"カナリアイエロー"を彷彿とさせ、「どんな色のユニフォームを着ても自分の力を発揮するわけです」(ルカレッリ)とアタックに、サーブに高い貢献度を示した。
相手サーブを返球してから、リズミカルなステップを刻んだ助走から鋭いスパイクを打ち込む。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」とは、彼にぴったりの表現だった。
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