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【ハイキュー‼×SVリーグ】東京GB戸嵜嵩大は難病を乗り越え、憧れの柳田将洋と同じプロに 迷いを振り払った及川徹の言葉とは? (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

――印象に残った名言は?

「青葉城西の及川(徹)が春高バレー予選の準決勝、烏野戦で言った『才能開花のチャンスを掴むのは今日かもしれない』ですね。自分も25歳を過ぎたあたりから、『これ以上、練習したところでうまくなるのかな』という迷いが出たこともあったんですが、それを振り払ってくれる言葉です。『1週間後、急激にうまくなるかもしれない。まだいける』と思わせてくれます」

――好きなキャラクター、ベスト3は?

「1位は西谷で、2位が及川。3位は音駒の黒尾(鉄朗)です。サイドアタッカーがいないですけど(笑)。西谷は田中(龍之介)などとふざけることも多いけど、チームに安心感を与え、支えているというギャップがいい。『背中は俺が護ってやるぜ』ってセリフも格好よすぎます。

 及川は華がありますね。"天才"とも言われるけど、努力家。格好よさの裏づけがあるのがいい。クロ(黒尾)はちょっと見方が違って......。音駒が、自分の高校時代のユニフォームそっくりなんです。髪型もアシンメトリーにしていたので、周囲には勝手に、『クロって、俺がモデルじゃない?』と言っています(笑)」

――ベストゲームは?

「烏野vs稲荷崎です。宮兄弟も好きで、即興でなんでもできるのが羨ましい。よく『練習でできないことは試合でできない』と言いますけど、試合だからこそできることもあって。それをやろうとする気概、遊び心がいいですね」

(連載36:東京GB後藤陸翔は同級生・髙橋藍の背中を追いかけて 星海光来と重ねる強大な敵との戦い>>)

【プロフィール】

戸嵜嵩大(とざき・たかひろ)

所属:東京グレートベアーズ

1995年6月14日生まれ、東京都出身。191cm・アウトサイドヒッター。中学からバレーを始めるも、2年時に「大腿骨頭すべり症」を発症。手術とリハビリを乗り越え、駒澤大学高校で再びバレーに打ち込む。駒澤大学でプレーしたのち、2018年に東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に入団。2020年にVC長野トライデンツとプロ契約を交わす。2022年に東京グレートベアーズに移籍し、2023-24シーズンから副将を務める。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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