【ハイキュー‼×SVリーグ】ウルフドッグス山崎彰都は月島蛍に共感 バレーは楽しくなかったのに、いつの間にか「好きになっちゃう」 (3ページ目)
――好きなキャラクター、ベスト3は?
「1位は月島ですね。2位はウシワカ(牛島若利)。自分も、絶対的エースを目指していた時があったので。あとは、自分もやっていたミドルに目が行っちゃうんですが、天童(覚)のウザい感じが好きだから3位に。高校生の時、自分もまっすぐ跳ばず、わざと体勢を変化させて跳んで、いきなり手を出してブロックしていたんで......あんなに煽ったりしないですけど、ニヤニヤしながら(笑)」
――ベストゲームは?
「烏野vs白鳥沢です。月島がウシワカを止めたとき、鳥肌立ちました。止めた時よりも喜ぶシーンがいい。月島は兄がバレーをやっていて、試合を見に行ったけど出てなくて幻滅して、"バレーなんて"って感じだったんですが......。バレーは好きじゃないって感じを出しながら、なんだかんだやるタイプは好きですね(笑)」
(連載9:ウルフドッグス小山貴稀から見た『ハイキュー‼』は「教科書」 「雑草」がSVリーガーになるまでを振り返る>>)
【プロフィール】
山崎彰都(やまざき・あきと)
所属:ウルフドッグス名古屋
1997年10月16日生まれ、 宮城県出身。190cm・アウトサイドヒッター。兄、姉の影響で小学1年からバレーを始める。東北高、東海大学を経て、2020年にウルフドッグス名古屋に入団。2022-23シーズンの優勝に貢献した。2022年からは日本代表登録メンバーに選出されている。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
【画像】SVリーガーたちが選んだ『ハイキュー‼』好きなキャラクターベスト3
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