パリオリンピック男子バレー 敗れたアルゼンチン主将が最も高く評価した日本人選手は?【2024年人気記事】 (3ページ目)
自由に解放されたトスが、アルゼンチンを打ち負かしたということか。
アルゼンチンが日本の強さを照らし出した、とも言えるだろう。彼らが執念を燃やした3セット目は、日本を強くするに違いない。ライバルとして貴重な経験を残してくれた。
「我々は敗れた。しかしバレーで大事なのは戦い続けること。その姿勢だ」
デ・セッコの言葉である。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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