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ビーチ坂口佳穂の素顔。「海外には、
必ずサバ缶を持っていきます」 (4ページ目)

  • 小崎仁久●取材・構成 text by Kosaki Yoshihisa
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi


さらなる活躍が期待される坂口佳穂さらなる活躍が期待される坂口佳穂――尊敬しているアスリート、憧れのアスリートはいますか?

「すでに現役は引退されているのですが、先日、水泳の伊藤華英さんとお話しさせていただく機会を得たんですね。伊藤さんは、とても明るくて前向きな方で、『伊藤さんのような女性になりたい』と思いました。

 あとから聞いた話ですが、伊藤さんはアテネ五輪の出場は逃したものの、次の北京五輪では見事に五輪出場を果たして、その4年間は『1日たりとも後悔した日はない』と言われたそうで、その言葉がすごく胸に響きました。それから、"一日一日の使い方で4年後が変わる"と、私も意識するようになりました」

――最後に、座右の銘を教えてください。

「高校の恩師から『可能性は無限大』という言葉を贈られました。何事も自分次第でどうにでもなる。今の自分にはできないことでも、周りの人より何倍も、何十倍も努力をすれば、可能性は広がるんだよ、と。

 だから、誰よりも練習しようと思って、この4年間やってきました。コーチからも『誰よりも練習すれば、日本一になれる』とずっと言われているので、これからもその言葉を信じてがんばっていきます」

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