世界を知った東レコンビ・李博と
藤井直伸が、Vリーグに持ち帰るもの (5ページ目)
――新体制発足からしばらく順調でしたが、9月のグラチャンは全敗という結果に。この経験をどうVリーグに活かしたいですか?
李(グラチャンでも)いい試合ができるんじゃないかなと思っていましたが、アジアのチームとのサーブ力やブロック力の差は、体感してみないとわからなかったですね。Vリーグでは、常に攻めるサーブを意識したい。ブロックは、もうワンテンポ早くアタッカーの前に入れるように、できるだけ最小時間で移動できるようになりたいです。
藤井 大会前から難しい試合が続くとは思っていましたが、いざ負けると悔しかったです。「もっとできた」という想いもあるけど、現状はこういう結果だとしっかり受け止めなくちゃいけない。今季のVリーグは、世界と戦うつもりでやっていきます。
チームに合流してまだ1カ月ほどで、体はけっこう大変ですが、全日本でもずっと試合続きだったので慣れました。去年は試合中に足がつったこともありましたが、今年はないと思います。チーム全体もいい感じで仕上がっていますから、いい戦いができると思っています。
――最後に、今季のVリーグでの目標を教えてください。
李 狙うのは連覇。1試合1試合を全力で頑張りたいです。
藤井 僕も狙うのは連覇です。各チームの力が拮抗していて混戦になると思うので、ひとつひとつの試合を大事に戦っていきたいです。
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