ああ、グラチャン全敗。それでも
中垣内ジャパンにかすかな光が見える (4ページ目)
リオ五輪でメダルを獲得した3国(ブラジル、イタリア、アメリカ)と、同大会で5位に食い込んだイラン、ワールドリーグを優勝したフランスとの差は大きかった。それでも、「東京五輪では、あるいは......」と期待を抱かせるチームに変わりつつある。
中垣内監督はグラチャンバレーまでのチームの評価を「(世界選手権の出場権という)当初の目標はクリアしていますので、グラチャンで勝利を挙げることができれば、かなり高い点をつけられたんですが......。そうではなかったので、及第点に届かないくらいですかね」と厳しい表情で振り返った。
たしかに、小さくて守備のいい選手で固めた女子とは対照的に、男子はグラチャンバレーでは結果を残せなかった。それでも"大型化"という方向性を定めて東京五輪に向けて新たな一歩を踏み出したことは間違いない。まずは来年の世界選手権で、目標に掲げるベスト8進出を狙う。
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