2015.09.09

【女子バレー】日本がリオ五輪出場&メダル獲得のためにすべきこと

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • 能登 直●写真 photo by Noto Sunao

 9月6日、ワールドカップバレー女子大会、日本対中国の最終戦が名古屋市ガイシホールで行なわれた。日本は1-3で中国に敗れ、7勝4敗の勝ち点22で5位に終わった。この試合で勝ち点2位のセルビアを上回り、3大会ぶり4度目の優勝を決めた中国のかつてのエース郎平監督は「日本は強く素晴らしいチームで、多くの観客のみなさんのバレーを愛する情熱が伝わってくる良い環境でした。私たちにはさらに大きな目標があります。来年はリオ五輪で、また日本とエキサイティングな試合を繰り広げたいと思います」とコメントして会見場を去っていった。

キャプテンとして奮闘した木村沙織。ただ、今回の W杯では好不調の波が大きかった

 日本開催というホームの利がありながら、「2位以内に入ってリオ五輪の切符を獲得する」という目標には届かなかった。なぜ、このような結果になったのか。

 眞鍋政義監督は、FIVB(国際バレーボール連盟)のデータ指標と全日本女子チームが使っている指標では、まったく異なることを断ったうえで、「4つの世界一(サーブ、サーブレシーブ、ディグ〈スパイクレシーブ〉、ミスの少なさ)を目指してやってきましたが、ディフェンスは1番ではない。また、ミスの少なさに関して言えば、強豪相手には被ブロックが多く、これが敗因となった」と振り返った。

 敗れた試合で相手に与えたブロック得点はロシア戦が14、セルビア戦が21、米国戦が16、中国戦では11。確かにこれでは、いくら相手のスパイクを拾っても、得点につなげられない。