2013.09.05

【女子バレー】木村沙織、『アタックNo.1』とグラチャンを語る

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • photo by AFLO

 8月2日から始まったFIVB女子バレーボール ワールドグランプリ2013が閉幕した。上位6ヵ国が出場するファイナルラウンドに進出した日本は、初日、イタリアにストレートで勝利したものの、その後はフルセット2戦を含めた4連敗。勝ち点の差で4位という結果に終わった。

 五輪翌年のワールドグランプリは、各国とも世代交代のよい機会としていろいろなチャレンジをする。日本は10年以上全日本の司令塔だった竹下佳江や、ママメダリストの大友愛が引退し、布陣も大きく変わった。司令塔はこの春高校を卒業したばかりの長身セッター宮下遙に。また、ミドルブロッカーも岩坂名奈、大竹里歩、五輪予選に出場しながらも本戦には選出されず涙をのんだ平井香奈子らが選出された。リベロも長年小さな守護神として守備面を支えた佐野優子の代わりに、座安琴希、佐藤あり沙が抜擢されている。

ワールドグランプリファイナル、イタリア戦の木村沙織 5月にスタートした今年度の全日本女子だが、この大会から、新しくキャプテンになった木村沙織が参加したことも話題になった。高校生で全日本にデビューした木村ももう27歳。昨年のロンドン五輪で銅メダルを獲得した後は、東レからトルコのワクフバンクに移籍した。トルコにいるときに、視察に来た眞鍋監督から、「次のキャプテンをまかせたい」と言われ、いったんは断った。

「ロンドン五輪でメダルを取らせていただき、その後、海外経験もして、バレーボールの選手としての経験というのは一通りさせてもらったかな?と。そして、自分でも、十分、今まで頑張ってきたなと思ったので(笑)、『終わろう』と思いました」と、木村は当時の心境を語る。