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【女子バレー】新鍋理沙・岩坂名奈、21歳コンビが語る「五輪への思い」

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • 坂本清●写真 photo by Sakamoto Kiyoshi

新鍋理沙 90年、鹿児島県生まれ。鹿屋中央高、延岡学園高を経て久光製薬スプリングスへ。173cm新鍋理沙 90年、鹿児島県生まれ。鹿屋中央高、延岡学園高を経て久光製薬スプリングスへ。173cm新鍋理沙&岩坂名奈インタビュー(後編)

――昨年はワールドカップに初出場(日本は僅差の4位)、二人の活躍が話題になりました。ワールドカップはそれまで見てましたか?

岩坂「バレーを始めてからは、結構テレビで全日本の試合を見たりしてました。でも自分がそこに出られるようになるとは、全然思ってませんでした」

新鍋「子供の頃からよくバレーの試合はテレビで見ていて、そこに自分が出ることになるなんて......全く思いもしませんでした」

――実際に出てみてどうでしたか。

岩坂「すごくいい経験をさせてもらったし、周りに引っ張ってもらってあれだけいい結果を出すことができたのだと思います。周りに感謝しているのと、いっぱい課題が見つかったので、これからしっかりひとつでも克服できるように頑張りたいです」

――新鍋さんは、ワールドカップでは逆転負けしてしまった中国戦の後に見せた「涙」が有名になりましたね。

新鍋「中国戦は悔しかったですね。結構調子が悪くて、それからずっと。試合に出ることも少なくなって、考え込むようになってしまったんです。そうしたら、名奈とか周りの人たちが慰めてくれて。それでだんだんと思い切ることができました」

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