2019.03.24

「感覚はよかった」のに2回戦負け。
頭をよぎる錦織圭の年齢問題

  • 神 仁司●文・写真 text&photo by Ko Hitoshi

マイアミでの初戦敗退は18歳以来となった錦織圭 まさに”マイアミショック”と言えるような敗退となった。

 第5シードの錦織圭(ATPランキング6位/3月18日づけ以下同)が、マスターズ1000(以下MS)・マイアミ大会の初戦となる2回戦で、ドゥサン・ラヨビッチ(44位、セルビア)に、2-6、6-2、6-3で、まさかの逆転負けを喫して早々にマイアミを去ることになった。マイアミ大会の初戦で負けるのは、18歳で初出場して1回戦で負けた2008年大会以来だ(※2011年大会も2回戦敗退だったが、ノーシードだったため1回戦は勝利していた)。

 また、ツアーレベルでの初戦負けは、2018年8月のMS・カナダ大会以来となる。

 これまでラヨビッチとの対戦成績は錦織の2勝0敗で、今回の2回戦では、錦織が第1セット第5ゲームから4ゲームを連取してセットを先取した。

 だが、錦織のテニスの調子は上向かず、第2セット第3ゲームでサービスブレークをラヨビッチに初めて許してから、試合の主導権は徐々にラヨビッチへ移っていった。ラヨビッチは、がまん強くディフェンスをして、錦織が有利だと見られていたラリー戦でもポイントを奪う場面が多く見られた。

「自分のプレーを最後もうひとつ上げていけなかった。大事なところでミスが出たり、取りきれないところが、やっぱり試合の勝敗に関わったと思います」

 しきりに錦織は、テニス自体の調子は悪くないと主張した。

「感覚はよかったです。なかなか100点のプレーは、この風の中ではできなかったですけど、先週(インディアンウエルズ)よりはだいぶボールは飛んでいましたし、しっかり(ボールに回転がかかって)落ちてくれていた。全然テニスは悪くなかったですね」

 気がかりなのは、ATPドバイ大会(2回戦敗退)、MS・インディアンウエルズ大会(3回戦敗退)に続く今回の大会序盤での早期敗退だ。