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錦織圭が語る自身のコーチへの見解。
マイアミは相性良好で気分上々だ (2ページ目)

  • 神 仁司●文・写真 text&photo by Ko Hitoshi

 錦織は、シード選手のため出場は2回戦からで、ドゥシャン・ラヨビッチ(44位、セルビア)と対戦する。ラヨビッチとの対戦成績は錦織の2勝0敗だ。

 さらに順当にいった場合、3回戦からはシード選手との対戦が始まり、まずは第27シードのニック・キリオス(33位、オーストラリア)で、錦織の4勝0敗。4回戦は、第11シードのボルナ・コリッチ(13位、クロアチア)で、錦織の1勝0敗。準々決勝は、第3シードのドミニク・ティーム(4位、オーストリア)で、錦織の3勝2敗。ティームは、直前のMS・インディアンウエルズ大会で初優勝して、MS1000初タイトルを獲得し好調だ。準決勝は、第1シードのノバク・ジョコビッチ(1位、セルビア)で、錦織の2勝16敗で、15連敗中だ。まずは、シードを守ってベスト8が第一目標になるだろう。

 最近では、日本人で初めて世界1位になった大坂なおみが、突然ツアーコーチを変えて話題になったが、錦織は、2011年からダンテ・ボッティーニコーチと、そして2014年からマイケル・チャンコーチと組んで以来、コーチの変更はない。現在のコーチとの関係を次のように語っている。

「自分は、今に満足していますし、居心地もいい。常に新しい刺激をもらえるコーチたちなので。毎回同じことを言われたら変えていますけど、そういうわけではないので。自分に必要なことを、いろんな角度から教えてもらえる。本当はいろんなコーチを試してみたいというのは、ちょっとありますけど、その必要が今はないかなと思います」

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