ラグビーW杯は日程も会場も日本優遇。「プレッシャーをプレジャーに」 (3ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 2戦目は格上のアイルランド。もし負けてしまっても、3戦目はサモア(世界ランキング16位)が確実視されているヨーロッパ・オセアニア大陸間プレーオフ勝者と対戦することになる。サモアとは2015年ワールドカップで対戦して快勝しており、日本代表にとってはいいイメージを持っている相手だ。

 そして最終戦は、前回大会で唯一敗戦を喫したスコットランドと激突する。もし2勝1敗で最終戦に臨むことになれば、この試合は決勝トーナメントを賭けた大一番となるだろう。「最初の3試合にベストを尽くさないといけないが、個人的にスコットランドには、すごくリベンジしたい気持ちがあります」(リーチ)

 日本代表を率いるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は予選プール全体を見て、このように率直な感想を述べていた。

「非常に恵まれた日程だと思います。4週間で4試合のテストマッチを戦うことは試練だと思っているので、チャレンジしていきたい。開幕戦はルーマニアと戦うことになると、ほぼ思っています。また、アイルランドとスコットランドはすでに戦ったことがある相手なので、日本がこのプールに入ったことは好都合です」

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