日本のフルバックは譲らない。
松島幸太朗がストイックにパワー増強中 (4ページ目)
アイルランド代表に2連敗を喫した6月のツアーでは、大幅な先発メンバーの入れ替えが行なわれた。日本代表は、東海大の野口竜司がフルバックに入り、松島はウイングやセンターでプレーした。
「6月の選考の感じだと、誰が(フルバックで)使われるのかわからない」と慎重な構えをみせる松島だが、「より強みが出せる」というフルバックのポジションを簡単に明け渡すつもりはない。
「きちんと1試合1試合、自分の強みを出していけば、メンバーを選択する人たちにいい意味でプレッシャーをかけられる」
今季のトップリーグでは、サントリーの主戦フルバックとして、第4節終了時点で5トライをマーク。誰にも流されない芯の強さを武器に、松島幸太朗は愚直にアピールし続ける。
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