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【ラグビー】大畑大介の願い「W杯ベスト8で、新しい風景を見てほしい」

  • 松瀬 学●文 text by Matsuse Manabu
  • 石山慎治●写真 photo by Ishiyama Shinji

日本ラグビーのカリスマ 大畑大介さんに聞く
2015W杯 ジャパンの勝算(後編)

 熱い。ラグビーのワールドカップ(W杯)など数多くの大舞台を踏んできた元日本代表エース・ウイングの大畑大介さんの言葉にはラグビーに対する情熱が満ちあふれている。
 
 W杯イングランド大会まであと2カ月半。2019年W杯日本大会のアンバサダーを務める大畑さんは、今年のW杯をラグビーの人気アップの起爆剤と位置付け、日本代表の決勝トーナメント進出を期待する。そのポイントとキープレーヤーは誰なのか。

(インタビュー前編はこちら)

日本ラグビーの将来を真剣に考えている大畑大介さん。「7人制 ラグビーの五輪予選が11月にあります。男女ともリオに行って ほしい」日本ラグビーの将来を真剣に考えている大畑大介さん。「7人制 ラグビーの五輪予選が11月にあります。男女ともリオに行って ほしい」

――日本躍進の原動力はフォワード(FW)のパワーアップです。元バックス(BK)から見て、FWの強弱って大きいのでしょうか。

大畑 バックスって、キックオフでFWの力関係が大体、わかるんですよ。感覚なんですけど。キックオフでの一連の攻防が終わって、ゲームが切れた時、FWの顔を見た瞬間、「あっ、今日はいけるんじゃないかな」と感じる時があるんです。一番、前線で体を張っているプレーヤーはFWですから。ラグビーって、人間同士のぶつかりあいなので。

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