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【卓球】松下浩二のリオ展望
「水谷隼は世界王者になれる才能」 (6ページ目)

  • 水野光博●構成 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 最後に、リオ五輪に出場する6人の選手へメッセージを送りたいと思います。これだけ、「メダル、メダル」と言った後で申し訳ないのですが、メダルや勝利にこだわるのではなく、自分のベストパフォーマンスを発揮すること、いつもの自分を出すことに集中してほしいと願います。そうすれば、リオ五輪に出場する6人の選手のレベルであれば、結果は自ずとついてくるはずですから。


【profile】
松下浩二(まつした・こうじ)
1967年8月28日生まれ、愛知県出身。1993年、日本人初のプロ卓球選手となり、全日本選手権シングルス4度優勝。スウェーデン、ドイツ、フランスの欧州3大リーグでプレーし、2009年に現役を引退。オリンピック4度出場(1992年~2004年)。シェークハンドのカット主戦型。現在は卓球用品総合メーカー「ヤマト」の代表取締役社長を務めるかたわら、卓球の発展のためにさまざまな活動をしている。

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