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内尾聡理がS.U future公式HP&オンラインストアを開設 佐賀バルーナーズでさらなる社会貢献活動にも意欲 (2ページ目)

  • text by Sportiva

【込められた100通りのメッセージ】

 開幕戦でのこのS.U future特設ブースには多くのファンが訪れた。ここでは先のフードドライブをはじめ、子ども支援のためのチャリティ商品として、自身がプロデュースしたコーヒー100個とコラボTシャツなどを販売した。ひとりでも多くの人に自らの思いを伝えたいと考えた内尾は、用意したコーヒーすべてにサインとメッセージを添えた。練習が休みの日に一つひとつ丁寧に違う言葉を書いたという。

「いろんな方に手伝ってもらっていますので、僕自身も形として行動すべきだなと常に思っています。ですから、自己満かもしれませんが、販売するコーヒーにはサインと一言を書かせていただきました」

サインとともに添えられた内尾のメッセージと朱印。100個すべて別々の言葉が書かれていたサインとともに添えられた内尾のメッセージと朱印。100個すべて別々の言葉が書かれていた そんな熱い思いがファンにも伝わったのか、購入した人から応対したスタッフにさまざまな言葉が掛けられたという。

「内尾選手のプレーを見て力をもらっています」

「福岡第一高校時代から応援しています。チームになくてはならない存在なんです」

「友人が今闘病中で会場には来られませんでしたが、病室から応援しています」

 試合出場のため内尾自身はブースに立つことはできなかったが、試合後にこれらの声を伝え聞き、「支援の輪が温かい気持ちで広がっていくのを肌で感じ、これこそがS.U futureの原点だと改めて実感しました。そして、この活動を継続していくことの大切さを強く感じました」と進むべき道を再確認した。

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