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「リアル桜木花道」と呼ばれた男が好きなのは魚住純!? 川真田紘也はバスケW杯出場後に何が変わったのか (2ページ目)

  • 青木美帆●取材・文 text by Aoki Miho

【知名度アップは実感も気持ちは変わらず】

――チームのSNSを拝見すると、マイクパフォーマンスなどオフザコートでのご活躍も絶好調のようです。

「そこは変わらず楽しくやっています。ワールドカップ以前から、自分が楽しまないと周りが楽しくできない、やっぱり自分が楽しんでナンボだと思っていることに変わりはありません。自分が楽しむことでチームメートたちが笑ったり、ファンの方々が"もっと応援に来よう"って思ってくれたらうれしい。それが今季も発揮できていると思います」

――ワールドカップ以降、知名度が上がったことを実感しますか?

「前までは滋賀のファンの人からは声をかけてもらっていましたけど、ワールドカップ後はいろんな方から『あの人、見たことがある』みたいな感じで声をかけていただく回数がだいぶ増えましたね。こんなにデカくて髪が赤いやつはなかなかいないですからね(笑)」

――ホームコートを含めて会場で川真田選手のレプリカユニフォームを着ている方や名前が入ったタオル、うちわを持つ方も増えましたか?

「だいぶ増えました。 試合終わりにコートを1周とかする時とか、もう目で追えなくなるくらいです」

――Bリーグオールスター(1月12日―14日)でもエンターテイナーぶりを発揮されていましたね。

「初日からイベントがいっぱいあり、2日目はASIA RISING STAR GAMEに出たり、3日目は初体験の中継解説があるなど、3日間総じて楽しくオールスターを過ごすことができました。代表メンバーとも久々に会うと懐かしい感じがしてうれしかったです。(川真田劇場は)いつも通りの僕をしているだけなので、それでいろんな人が喜んでくれればいいなと思ってやっていたので、良い方向に行ったのであれば良し、です。やり切りました!」

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