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田臥、比江島、渡邊たちの決意。日本男子バスケが五輪最終予選に挑む (3ページ目)

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

「日本にとって10年ぶりの世界戦だけど、未知の世界だからこそ挑戦のしがいがある。1戦1戦、チーム一丸となって最初から最後まで、自分のやるべきことをすべてぶつけて出し切る大会だと思っていて、それはみんなわかっている。オリンピックをかけて戦うことは限られたチームしかできないことなので、1試合、1試合を大切に、楽しみながら全力でぶつかりたい」(田臥勇太

「エキシビションマッチではなく、公式戦で世界相手に戦うのは10年ぶり。この10年間で自分がどれだけ成長できているか確かめたいし、野望というか、自分の名前を上げてやるんだという気持ちがあります。日本の15番やるな、と思ってもらえるようなプレーがしたい。それには何よりもリバウンドが大切。海外と日本のリバウンドの差は跳ぶスピードや瞬発力にある。国内の感覚でリバウンドに跳んだら取れない。国際大会では相手を跳ばせないためにも、一度、相手に体をぶつけることが必要で、その強いコンタクトを1試合通してやることがカギ」(竹内譲次

「昨年はアキレス腱を断裂したため代表戦に出られず、その影響でなかなかコンディションが上がってこなくて6月の中国遠征はチームに迷惑をかけてしまった。ずっと代表で戦ってきたので、1年ぶりに合流してもやれるイメージがあったけど、国際大会のフィジカルの強さを出すことは思った以上に大変なことだった。でもシーズン中から、ケガ明けでも世界最終予選を戦うのだと腹はくくってきたので、大会までにはベストコンディションに持っていきます。引退するまで成長したいので今大会はまだまだ成長できる機会だと思っているし、この1年代表から離れていたからこそ、やってやりたい思いが余計に強い」(竹内公輔

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