2016.07.04

田臥、比江島、渡邊たちの決意。日本男子バスケが五輪最終予選に挑む

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

 2006年、日本開催の世界選手権(現ワールドカップ)以来となる10年ぶりの世界の舞台――。しかも、自国開催枠ではなく、自力でつかんだ世界での戦いは日本に未来をもたらすだろうか。

この12人で10年ぶりとなる世界の舞台に挑む男子バスケット日本代表 オリンピック世界最終予選、通称「OQT」(Olympic Qualifying Tournament)が7月4日からでセルビア、イタリア、フィリピンの3会場で開催される。バスケットボールのオリンピック出場枠は12。現在、2014年のワールドカップ優勝国のアメリカと五輪開催国のブラジル、そして各大陸予選を勝ち抜いた計9カ国が出場を決めており、この最終予選でチケットを獲れるのはたった3カ国。大会方式は出場18カ国を6チームずつ3つの会場にふりわけ、各会場の優勝国が獲得するシステム。日本はセルビア・ベオグラードが決戦の舞台となる。

 この予選方式となって3回目。過去2大会は韓国が接戦を繰り広げたものの、アジア勢はいまだ勝ち星がなく、予選ラウンドで敗退。日本にとっては初出場で、なおかつ10年ぶりの世界戦ということもあり”未知”の大会である。また、NBLのシーズンが6月5日まで長期にわたったこともあり、練習期間もままならずに臨むことになり、長谷川健志ヘッドコーチ(HC)は「チームの結束は固く、短い時間で精一杯のことはやってきたが、正直なところ練習期間はまったく足りない」とも言う。