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【NBA】まだ6敗のウォリアーズ。
ブルズ超えの史上最高勝率なるか (2ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 そんな伝説のチームを上回る勝率で、今季のウォリアーズは勝ち星を積み重ねている。

 シーズンが始まると連勝街道をひた走り、「開幕24連勝」というNBA記録を打ち立てた。現在まで6敗を喫しているものの、連敗は一度もない。敗れた試合も、そのほとんどが主力の欠場などの明確な理由があり、ウェスタン6位のダラス・マーベリックスや、同7位のポートランド・トレイルブレイザーズに負けた以外は、プレイオフ圏外のチーム。東西の上位チームには、いずれも敗れていない。
 
 今季のウォリアーズのスタイルは、その圧倒的なオフェンス力で対戦相手をねじ伏せるというものだ。1試合の平均得点115.1点はリーグナンバー1で、2位のオクラホマシティ・サンダーが平均110.0点、3位のサクラメント・キングスが106.9点であるように、いかに特出した攻撃力を誇っているのかがわかる。

 この圧倒的なオフェンス力の原動力となっているのが、「ベビーフェイスのスナイパー」ステファン・カリー(PG)である。

 カリーは現在、スリーポイントシュート成功数301本、そして132試合連続でスリーポイント成功というNBA新記録を更新中。また、1試合最多記録タイとなるスリーポイント12本成功や、2試合連続でのスリーポイント10本以上成功というNBA記録も樹立している。

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