2015.09.08

【女子バスケ】渡嘉敷来夢が語る!「日本はリオ五輪でも通用する」

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

女子アジア選手権で、MVPに選ばれたエースの渡嘉敷来夢「なぜ日本はこの数年で強くなったのか?」

 リオ五輪のアジア地区予選を兼ねた女子アジア選手権。決勝では日本がアグレッシブなディフェンスと走力を発揮し、85-50で中国に圧勝。アジア2連覇を飾るとともに、3大会ぶりの五輪切符を獲得した。まさしく、内海知秀ヘッドコーチ(HC)がテーマに掲げていた「勢い」が出た結果だ。その爆発力に驚いた中国メディアの冒頭の質問に対し、内海HCはためらいなくこう答えている。

「渡嘉敷来夢というエースがいるからです」

 渡嘉敷は192cmという高さだけでなく、持ち前の運動神経の良さで走力を生かせることが最大の強みだ。国内に敵なしの彼女は、さらなる成長を求めて今年6月からはWNBA(アメリカ女子プロバスケットボールリーグ)のシアトル・ストームに入団。約20分のプレータイムをもらって存在感を示している。これまでスピードと粘りで勝負してきた日本に渡嘉敷来夢という規格外の選手が加わったことは、アジアのライバルにとって脅威だったのだ。

 そんな日本の絶対的エースである渡嘉敷が、WNBAと日本代表の掛け持ちでタフさを身につけることは、日本が世界と対等に戦うためにも、乗り越えていかなくてはならないチャレンジだった。