2015.04.15

【NBA】10年に1度の大豊作。新人王を手にするのは?

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

「10年に1度の大豊作」と言われた、2014年のNBAドラフト。精鋭ぞろいのルーキーたちがしのぎを削った今シーズン、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)を獲得するのは、いったい誰なのか――。

2014年ドラフトで全体1位指名を受けたティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンス 昨年のドラフトで栄光の全体1位指名を受けたのは、1年生ながらカンザス大のエースとして君臨した、カナダ出身のアンドリュー・ウィギンス(ミネソタ・ティンバーウルブズ/SF/20歳)だ。ウィギンスは、高校時代から「カナダのマイケル・ジョーダン」と呼ばれた逸材。203センチの身長と、211センチのウィングスパン(両腕を左右に広げた長さ)、そして垂直跳び112センチという驚異の身体能力を誇り、「将来性込みの全体1位」というのが関係者の評価だった。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 一方、完成度の高さから「即戦力」という評価を受けて2位指名となったのが、ジャバリ・パーカー(ミルウォーキー・バックス/SF/20歳)だ。パーカーは、シカゴ・ブルズのデリック・ローズ(PG)を輩出したシメオン高校、そして今年のNCAAトーナメントを制したデューク大の出身。多彩なスキルを持ち、グラント・ヒル(1994年~2013年/元デトロイト・ピストンズなど)やポール・ピアース(ワシントン・ウィザーズ/SF)のようなオールラウンダーと評されることが多い。