2015.04.03

【NBA】リバウンド王がいつも周囲を笑わせている理由

  • 宮地陽子●文 text by Miyaji Yoko  photo by AFLO

 ロサンゼルス・クリッパーズのデアンドレ・ジョーダン(C)は、子どものころからシャキール・オニール(1992年~2011年/ロサンゼルス・レイカーズなど)に憧れていたという。自分と同じように体格の大きなオニールが、コート上ではまわりを圧倒し、一方コート外では人々を笑わせ、ファンを魅了していた姿に惹かれたからだ。実際、ジョーダン自身もジョーク好きだ。いつも周囲を笑わせているところなど、オニールに通じるところがある。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

豪快なダンクを決めるクリッパーズのデアンドレ・ジョーダン もっとも、すべての面でオニールに影響を受けたわけではない。例えば、好きなスーパーヒーロー。自らを「スーパーマン」と呼んでいたオニールとは違い、ジョーダンが一番好きなスーパーヒーローは、「バットマン」だという。

「僕とバットマンは、どこか深いところでつながっていると思っている。バットマンは空を飛べないけれど、みんなを守っている。僕の仕事も同じだ」と、ジョーダンは語る。

 たしかに、チームでのジョーダンの主な役割は、みんなを守るディフェンスだ。クリッパーズのドック・リバース・ヘッドコーチはジョーダンのことを、『ディフェンス大臣』と呼び、機会があるたびに、「リーグで最高のディフェンス選手だ」と称える。