2015.03.25

【NBA】得点王、アシスト王…スタッツリーダーの行方

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by Getty Images

 今季のNBAレギュラーシーズンもいよいよ終盤戦。この時期、プレイオフ進出を賭けた順位争いと同じくらい白熱するのは、得点王やアシスト王、リバウンド王といった各スタッツリーダーの行方だ。

豪快なダンクを決めるオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルック まずは、得点王争いについて。過去5年間で4度も得点王に輝いているケビン・デュラント(オクラホマシティ・サンダー/SF)は現在平均25.4得点ながら、出場試合数などで条件を満たすことができず、残り試合の結果にかかわらず得点王の資格を有していない。そんな中、現在平均27.5得点でリーグ1位に君臨しているのが、デュラントのチームメイトであるラッセル・ウェストブルック(PG)だ。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 ウェストブルックのスタッツを見てみると、スリーポイントシュート成功率30.5%と、ガードとしては決して高くない。それでいて平均得点でトップの座にいられるのは、卓越したスピードがあるからだ。今年のウェストブルックは、デュラント不在のサンダーを大車輪の活躍で牽引している。

 圧巻だったのは、2月24日のインディアナ・ペイサーズ戦から4試合連続でのトリプルダブルだ。4試合連続の偉業は、1989年のマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズなど)以来26年ぶりの大記録となる。過去に達成したのも、ジョーダンのほかにはモーリス・ストークス(1955年~1958年/元ロチェスター・ロイヤルズ)、ウィルト・チェンバレン(1959年~1973年/元ロサンゼルス・レイカーズなど)、オスカー・ロバートソン(1960年~1974年/元ミルウォーキー・バックスなど)、マジック・ジョンソン(1979年~1991年、1996年/元レイカーズ)の4人しかいない。