【F1】アロンソが怒ってグローブを投げた...話はデマ アストンマーティン・ホンダの周囲に飛び交った不穏なウワサ (2ページ目)
【テストプログラムが遅れた理由】
ホンダの折原トラックサイドゼネラルマネージャーはこう説明する。
「まだ冷却系がどうこうと語れるような温度のなかで走っていないので、何とも言えませんね。排熱ルーバーを開ければ当然ラクになりますし、閉めればキツくなりますし、(チームとして空力的要求から)自分たちが走らせたいルーバーレベルで走った時にパワーユニットの温度が何度になるのかは、来週のテストで見ていくことになると思います。
今は普通に走らせることが最優先です。そのために、やや安全方向にマージンを持たせたルーバーの数にして走らせています」
これは通常のレース週末でも行なう作業である。
チームとしては空力性能をロスしないように、可能なかぎり排熱ルーバーは閉じたい。しかし閉じすぎれば、パワーユニットの温度が上がってしまう。その究極的なバランスを取る作業は来週のテストでやることで、今は冷却に厳しいパッケージなのかどうか判断する段階にないという。とにかく今は、それ以前の基本データ収集のため「普通に走っている」段階だ。
また、エンジンの回転数にしても、それ以上は回せないと噂された11,000rpm以上に使っている。
バーレーンでの前半3日間のテストは、アストンマーティン・ホンダにとって極めて重要なステップになるはずだった。
新車AMR26の製造が遅れ、1月のバルセロナ合同テストで走れたのは、実質的にわずか1日のみ。ライバルたちが事前シェイクダウンを済ませたうえで3日間フルに走ってきたのに対し、アストンマーティン・ホンダは1日のみ。その後の200kmのフィルミング走行(撮影目的のプライベート走行)は、バルセロナでもバーレーンでもキャンセルした。
つまり、今回のバーレーンが実質的に走行2日目。ライバルたちのバルセロナ初日と同じフェーズだったわけだ。
だからこそ細かなトラブルも発生し、トラブル自体が些細なものでも原因の究明や対策に時間を要し、テストプログラムは遅れることになった。
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