敏腕F1カメラマン2人の2022年ベストショット26枚。「上空からの面白い構図」「先陣争いのシビれた瞬間」「スタート直後のクラッシュ」 (7ページ目)

  • 川原田 剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi

photo by Sakurai Atsuophoto by Sakurai Atsuoこの記事に関連する写真を見る第17戦シンガポールGP 豪雨でスタートが大きく遅れたシンガポールで、グリッドに着くためにガレージを出る瞬間のルクレール。僕はコースからカメラを構え、コンクリートウォールの上にたまった雨をフレームに入れました。(撮影=桜井淳雄)

photo by Atsuta Mamoruphoto by Atsuta Mamoruこの記事に関連する写真を見る第22戦アブダビGP 4度の世界王者に輝いたセバスチャン・ベッテル。現役ラストレースを10位でゴールしたあとは、派手なドーナツターンを披露していました。スポーツ選手は引退すると言ってやめられる人は少ない。いつの間にか消えているのが大半。幸せなドライバー人生だったと思います。(撮影=熱田護)

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対談 前編<「フェルスタッペンはファンサービスしない」「ラッセルは腹黒い」。F1カメラマン2人が目撃した一流ドライバーたちの意外な一面>から読む

【プロフィール】
熱田 護 あつた・まもる 
1963年、三重県鈴鹿市生まれ。2輪の世界GPを転戦したのち、1991年よりフリーカメラマンとしてF1の撮影を開始。2022年シーズン終了時点で取材557戦の、日本を代表するF1カメラマン。2023年1月28日まで写真展『0.2sec』が「M16 Gallery」(東京都江東区冬木22-32 森芳ビル1階)で開催中。1月7日、14日、22日にはトークイベントも実施。

桜井淳雄 さくらい・あつお 
1968年、三重県津市生まれ。1991年の日本GPよりF1の撮影を開始。これまでに400戦以上を取材し、F1やフェラーリの公式フォトグラファーも務める。YouTubeでは『ヒゲおじ』としてチャンネルを開設し、GPウィークは『ヒゲおじ F1日記』を配信中。鈴鹿サーキット公式HP内の特設ページ『写真で振り返る2022年シーズン』で作品を掲載。

【著者プロフィール】
川原田 剛 かわらだ・つよし
フリーライター。1991年からF1専門誌で編集者として働き始め、その後フリーランスのライターとして独立。一般誌やスポーツ専門誌にモータースポーツの記事を執筆。現在は『週刊プレイボーイ』で連載「堂本光一 コンマ1秒の恍惚」を担当。スポーツ総合雑誌『webスポルティーバ』を始め、さまざまな媒体でスポーツやエンターテイメントの世界で活躍する人物のインタビュー記事を手掛けている。

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