角田裕毅、来季もアルファタウリから参戦決定。高温多湿のシンガポールも「サウナに入って」対策バッチリ (3ページ目)
勢いをつけて、いざ鈴鹿へ
シーズン後半戦に入ってからもリザルトの上ではノーポイントが続いているが、3戦のうち2戦はグリッド降格ペナルティで最後尾からスタートしている。その2戦でガスリーがポイントを獲得しているだけに、アルファタウリと角田の実力不足でそうなったわけではない。そしてオランダGPではマシントラブルでリタイアを余儀なくされたが、予選ではQ3に進出していた。
第12戦フランスGPで投入した新型フロアを使いこなせるようになり、マシンパフォーマンスは向上した。そしてこのシンガポールGPにはレッドブル風の新型ノーズとフロントウイングを持ち込み、大幅な空力性能へのテコ入れを行なっている。
クリーンな週末を過ごし、Q3に進出し、ポイントを獲得すること。本来のリズムさえ取り戻すことができれば、それが当たり前のようにできるようになるはずだ。
その勢いで鈴鹿へ。そのためにも、今週のシンガポールGPは角田裕毅にとって大切な週末になる。
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