レッドブル・ホンダ、あふれ出す自信。
代表は「楽しみにしてろ」と意味深発言 (2ページ目)
ホンダの活動前線基地であるミルトンキーンズの「HRD UK」も、FIA(国際自動車連盟)が義務づけたシャットダウン期間を経た今も一部のスタッフをのぞき、テレワークの状況が続いている。
「僕はまだHRD UKには行っていませんけど、社内でも2メートルのソーシャルディスタンスを取る必要があります。よって今は、ESS(バッテリーパック)などの設計に関わるスタッフや、シーズン開幕に向けてファクトリーでの準備作業が必要なスタッフだけが出社です。
自宅でテレワークができる社員にはそうしてもらって、社内にはほとんど人がいないと聞いています。出社しているのは2、3割といったところだと思います」
FIAとFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)はA4サイズで90ページに及ぶ"プロトコル"を用意し、レース期間中のF1開催に関わるすべての人員に義務づける行動規約を定めた。全員がこれに沿って行動し、サーキット内の設備も新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために整備されている。
豪華なモーターホームは持ち込まれず、パドックでも他チームとの接触は禁止。スタッフ数は1チーム80人(うちマシン運営は60人)に制限され、メディアも含めてそれ以外はパドックへの入場もできない。
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