2018.06.07

ホンダ勢、ライバルの地元で完勝! 
佐藤琢磨も今季初のトップ5入り

  • 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano 松本浩明●写真 photo by Hiroaki Matsumoto

 毎年5、6月、インディカーシリーズはハードスケジュールとなる。5月の第2週末に行なわれるインディカー・グランプリを皮切りに、2週間ほぼ休みなしのインディ500、デトロイトでのダブルヘッダー、さらにはテキサスのオーバルレースと続く。

 しかも、インディカーGPは常設のロードコース、インディ500は全長2.5マイルの超高速オーバル、デトロイトは一般道も使ったストリートコース、そしてテキサスはコーナーに急なバンクがつけられた1.5マイル・オーバルと、すべて異なるキャラクターのコースで行なわれる。

 カナダとの国境を流れるデトロイトリバーに浮かぶ島、ベル・アイル・パーク内に特設されたサーキットは、そのバンピーさとグリップの低い路面が特徴だ。デトロイトでは金曜日に2回のプラクティス(練習走行)を行なった後、土曜、日曜ともに、予選と決勝が1セットずつ行なわれる。

 土曜日に行なわれたレース1。予選のマシンセッティングでライバルをリードしたのはアンドレッティ・オートスポートだった。マルコ・アンドレッティがポールポジションで、アレクサンダー・ロッシ、ライアン・ハンター-レイが予選4位、5位につけた。

デトロイト・レース1で5位となった佐藤琢磨 彼らに対抗したのはチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンと、ストリートで速さを見せているルーキーのロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。それに続いたのが昨年のデトロイトでの2レース両方で優勝したグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)と彼の新チームメイトの佐藤琢磨で、以上はすべてホンダ勢だ。