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【競馬予想】皐月賞馬&ダービー馬不在の菊花賞 トレセン内で評判の「3強」を脅かす存在とは (2ページ目)

  • 新山藍朗●文 text by Niiyama Airo

 注目したいのは、格下感があって人気の盲点になりやすい馬。馬券的な妙味を考えれば、2、3勝クラスの条件戦を勝ち上がってきたばかりの馬だ。

 現に過去10年の結果を振り返ってみても、前走で条件クラスのレースを勝ち上がってきたばかりの馬が7頭も馬券に絡んでいる。いずれも、4番人気以下の伏兵だったことを思えば、なおさら狙い目となる。

 はたして、今年はそういった臨戦過程で狙える馬はいるのか。

 先述の専門紙記者によれば、競馬サークル内で評価が高いのは、前走で3勝クラスの日本海S(8月30日/新潟・芝2200m)を勝ったゲルチュタール(牡3歳)だそうだ。

菊花賞の伏兵候補として競馬サークル内で注目を集めているゲルチュタール photo by Eiichi Yamane/AFLO菊花賞の伏兵候補として競馬サークル内で注目を集めているゲルチュタール photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る「陣営は早くからこの馬の長距離適性を見抜いて、ここまで菊花賞を勝つために2400m前後の距離のレースを中心に使ってきました。前走も、いかにも長距離向きと思わせる競馬で古馬相手に快勝しました。そうした距離適性から、ステイヤー資質が生きるような、スタミナ勝負となるしのぎ合いの展開となれば、勝つチャンスもあるかもしれません」

 さらにもう1頭、サークル内で密かに注目を集めている馬がいるという。前走で2勝クラスの札幌日刊スポーツ杯(8月30日/札幌・芝2000m)を完勝し、「究極の伏兵」との評価もあるミラージュナイト(牡3歳)だ。

 ここまで7戦3勝、2着2回、3着1回、4着1回。2歳夏にデビューしてから3歳春までは完成度で見劣る面があったが、クラシックシーズンを全休して成長を促すや、復帰した夏の札幌で2戦2勝。休養前とは見違えるような走りを見せて、その成長ぶりをアピールした。

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