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【競馬予想】1番人気が勝てない共同通信杯 代わって浮上するのは過去の激走パターンにハマる3頭 (2ページ目)

  • text by Sportiva

 いい例となるのは、2015年に4番人気で3着に入ったアンビシャス、2018年に6番人気で勝ったオウケンムーン、2019年に3番人気で勝利したダノンキングリー、2021年に4番人気で完勝したエフフォーリアらである。

 今年もこのタイプが1頭だけいる。カラマティアノス(牡3歳)だ。

共同通信杯での大駆けが期待されるカラマティアノス photo by Eiichi Yamane/AFLO共同通信杯での大駆けが期待されるカラマティアノス photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る 同馬は、新馬、未勝利と連続3着のあと、未勝利戦(10月13日/東京・芝1800m)、1勝クラスのこうやまき賞(12月1日/中京・芝1600m)と連勝して、この舞台に駒を進めてきた。

 同馬は今回が5戦目。共同通信杯が3戦目、あるいは4戦目だった過去例の馬たちとは若干異なるが、直前に未勝利(あるいは新馬)→1勝クラスを連勝してきたことは同じ。しかも、それでいてそこまで人気にならないのも一緒だ。一発の可能性は大いにある。

 最後に触れておきたいのは、"逃げ馬には要注意"ということだ。なぜなら最近5年間で、逃げるか、2コーナーすぎから先頭に立った馬が4度も馬券に絡んでいるからだ。

 その4頭というのは、2020年に4番人気で2着に入ったビターエンダー、2022年に8番人気で3着と健闘したビーアストニッシド、2023年に5番人気で2着と好走したタッチウッド、2024年に9番人気で3着に粘ったパワーホールである。

 ただ今年は、これといった逃げ馬がいない。そんななか、気になるのはショウナンマクベス(牡3歳)だ。

 同馬は、新馬戦(6月15日/東京・芝1600m)で逃げ切り勝ち。2走前の1勝クラス・百日草特別(11月3日/東京・芝2000m)でも、2、3番手の好位につけて勝利を飾っている。

 そうしたことから、同馬がここで積極策に出る可能性はある。もしそうなれば、過去例に挙げた馬たちと同様、上位に粘り込んでも不思議ではない。

 昨年も3連単の配当は10万円超えとなった共同通信杯。今年はここに挙げた3頭のなかに、高配当をもたらす馬がいるかもしれない。

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