エプソムC、人気馬は過信禁物 穴党記者は不発続く4歳馬2頭の巻き返しに期待 (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 前走は1番人気を大きく裏切ってしまったが、もともと東京コースは条件戦を連勝した得意舞台。自慢の決め手を生かすことができれば、巻き返しは十分可能だろう。

「前走にしても、完全に脚を余した形。最後は馬なりでも目立つ脚勢でした。幸い心身のダメージはなく、レース間隔が詰まるなかでも順調に時計を出せています。

 馬体をふっくら見せて、フレッシュさもキープ。父ジャスタウェイ、母父フランケルと爆発力を内包した配合で、スムーズな競馬さえできれば、牡馬相手の重賞でもチャンスは大いにあると思います」

 今年も波乱含みのエプソムC。直近レースの不発で人気落ちの上がり馬2頭の逆襲に要注意である。

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