「とにかくドウデュースに似ている」というドウフォルス。ダービー馬と同等の逸材なのか (2ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Kyodo News

 調教の動きや、気性面についてはどうか。先述のトラックマンが続ける。

「友道調教師は、『調教の時計はそれほど目立たないが、動きはいい』と話していました。他のスタッフも動きのよさを褒めていて、厩舎の内での評価が高いのは間違いありません。

 気性についても、問題点はなさそう。『おとなしくて、悪いことをしない。真面目でいい』とスタッフ。その分、距離についても『伸びたほうがよさを発揮するのでは』と話していました」

 デビュー戦の予定は、9月4日の2歳新馬(小倉・芝1800m)。夏の小倉開催最終週となるが、実はドウデュースも同じ舞台で初陣を飾っている。

 そして、鞍上を務めるのは、もちろん武豊騎手である。

 まさしくドウデュースと似通った境遇にあるドウフォルス。はたして、そのパフォーマンスもダービー馬に通ずるものがあるのか。デビュー戦の走りに注目したい。

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