中京記念は好調「過去データ」から導き出された4頭で夏のビッグボーナスをつかめ!
GIII中京記念(小倉・芝1800m)が7月24日に行なわれる。
2012年以降、中京・芝1600mを舞台に開催されてきた同レースだが、京都競馬場の改修工事のため、一昨年は阪神・芝1600mで施行され、今年は昨年に続いて小倉・芝1800mで行なわれる。
過去10年の結果を振り返ってみると、夏のハンデ重賞ということもあって、波乱の多い一戦と言える。現に、3連単の配当はすべて万馬券。2020年の330万円超えという高額配当をはじめ、20万円超えの高配当が5回も飛び出している。
ならば、今年も穴狙いに徹してみてはどうか。そこで、ユニコーンS、ラジオNIKKEI賞と立て続けに勝ち馬を導き出してきた直近10年の結果を参考とする"過去データ"から、今回のレースで激走を果たしそうな伏兵馬をあぶり出してみたい。
なお、先にも触れたように今年は小倉・芝1800mで施行されるが、同じ舞台で行なわれた昨年も過去の上位馬と似たような臨戦過程を踏んできたマイラーが勝ち負けを演じているため、直近10年の結果をそのまま参照データとする。
まず狙い目となるのは、前走でGIの舞台で戦ってきた馬である。GIからの転戦ということは、それだけ力がある証拠だが、人気、人気薄を問わず、そうした馬の好走例が過去にも多いからだ。
たとえば、2014年に7番人気で勝利を飾ったサダムパテック、2019年に3番人気で勝ったグルーヴィット、同6番人気で2着と好走したクリノガウディー、同1番人気で3着となったプリモシーン、2021年に6番人気で2着と奮闘したカテドラルらがそうだ。
そして今年も、前走GIから転戦してくる馬が2頭いる。カテドラル(牡6歳)とミスニューヨーク(牝5歳)だ。
カテドラルは前走、GI安田記念(6月5日/東京・芝1600m)に出走。最下位と惨敗を喫しているが、昨年も同じ臨戦過程で2着と健闘している。3歳時にはGINHKマイルCで3着に入っている実力馬でもあり、状態次第では大駆けがあってもおかしくない。
1 / 3