横山ルリカ、ずばりオークスの本命は? 桜花賞組以外も「かなり気になります」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、この春には競馬専門放送局・グリーンチャンネルの『ザ・馬券DUEL』(5月23日初回放送)に出演するなど競馬番組で大活躍中の横山ルリカさん。3歳牝馬の頂点を決めるGIオークス(5月22日/東京競馬場・芝2400m)について展望を聞いた。

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今年のオークスは桜花賞馬に「嫌なデータ」

横山ルリカ まず過去10年のオークスを振り返りますと、その年の桜花賞馬は8頭が出走して3勝、2着1回、4着以下4回という成績です。

 勝った馬はジェンティルドンナ(2012年)、アーモンドアイ(2018年)、デアリングタクト(2020年)といずれもそのあとに三冠牝馬になった馬。桜花賞の時点ですでに人気にもなっていました。

 対して、馬券圏外に負けた馬のうち3頭は桜花賞では5番人気以下。桜花賞とオークスでは求められる適性が少し変わってくるのか、全部対応できる三冠馬レベルの馬なのかが問われると思います。

 これが7番人気で今年の桜花賞を勝ったスターズオンアース(牝3歳)にとっては、ちょっと嫌なデータなんですよね。堅実だし馬券は外してないから、能力はあると思う反面、爆発力という点では他の馬のほうが可能性はありそうと感じます。

 あと、前走から乗り替わりの馬は過去10年で1頭しか勝っていないんですよね。その点もスターズオンアースは該当してしまいます。

 桜花賞で負けたものの、オークスで巻き返して勝った馬も4頭いて、そのうちの3頭が桜花賞では勝ち馬から0秒1差以内でした。

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