「愛情をたっぷりと注がれて...」堤礼実アナの記憶に今なお鮮明に残っている名伯楽の姿 (3ページ目)
さて、波乱続きの春のGIシリーズですが、5月1日には天皇賞・春が行なわれます。
芝3200mの持久戦は、芝GIでは最も距離の長いレースですし、およそ3分の間にいろんな駆け引きが行なわれ、それだけに見どころがたくさんあります。単純に楽しめる時間が長いというだけでも、私にとっては魅力的な一戦と言えます。
過去には大逃げを打って、まんまと逃げきってしまった馬もいれば、出遅れても豪快に差しきった馬もいます。今年はディープボンドとタイトルホルダーが「2強」と言われていますが、どんな結果が待っているのでしょうか。どう転んでも、ひと筋縄ではいかない感じがこのレースの奥深いところです。
また、荒れるイメージがあるのも、天皇賞・春の魅力ですよね。どちらかというと、私は波乱のレースのほうが面白味を感じてしまう性格なので(苦笑)、それもまた楽しみな理由のひとつになっています。
個人的には、菊花賞の大逃げが印象的なタイトルホルダーが気になる存在です。今回もおそらく逃げると予想されていますが、当日の天候や馬場状態にも左右されるでしょうし、最後まで逃げきれるのかどうか。
そんなところにも注目しながら、濃密な3分間をじっくりと堪能したいと思っています。
Profile
堤 礼実(つつみ・れいみ) 2016年フジテレビ入社。
1993年11月23日生まれ、米国カリフォルニア州サンノゼ出身。
血液型:O型。趣味:ミュージカル鑑賞、ダンス。
好きなもの:東宝ミュージカル、宝塚歌劇、ハプスブルク家、
パクチー、チーズ。
モットー:「一瞬一瞬を大切に」「意志のあるところに道はある」
『みんなのKEIBA』(毎週日曜・午後3時00分~)
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