8馬身差の衝撃。ダービーを目指す「新星」ブラックブロッサムの才能に陣営も胸躍る (2ページ目)
ブラックブロッサムはこのあと、GII京都新聞杯(5月7日/中京・芝2200m)に臨んでダービーを目指すことになるが、陣営は同馬についてどう評価しているのだろうか。関西競馬専門誌のトラックマンがその様子を伝える。
「陣営はこの馬の能力について、『スピードとスタミナ、両方を兼ね備えているのが大きな武器』と絶賛。競走馬としてのバランスのよさを高く評価していました。
さらに、その高い能力をレースできちんと発揮できる操縦性の高さにも言及。『レースで何ら注文がつかないところが最大の強み』と手放しで称えていました」
この操縦性を含めて、ブラックブロッサムの競馬のうまさには陣営も絶大な信頼を寄せているという。先述のトラックマンが続ける。
「これまでの2戦とも好位でレースを運んでいますが、陣営によれば『とにかく競馬が器用で、立ち回りが上手。素直で鞍上の指示に忠実なのもセールスポイント』とのこと。
続けて『折り合いの不安もなく、自在性があるのがいい』と言って、胸を張っていました。どんなレースでもできるといった雰囲気で、今後に向けてもかなり手応えを感じているようでした」
陣営のブラックブロッサムに対する自信と期待は膨らむばかり。2連勝中の新星は3連勝でダービーへと駒を進めることができるのか。まずは前哨戦となる京都新聞杯での走りに注目したい。
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