アルゼンチン共和国杯は「母をたずねて三千里」をヒントに浮かんだ激アツの穴馬2頭で勝負
ここは東京都内にある、とあるWINS近くのビルの一室。『令和サイン馬券研究会』の面々(といっても、所長と研究員の2人だけ)は、今週も当たり馬券のヒント探しに没頭していた......。
所長「今週は、アルゼンチン共和国杯じゃな」
研究員「秋のGIシリーズの合間で、なんか気持ちが乗らないですね......」
所長「バカモン! サイン馬券の研究において、レースに大きいも小さいもないんじゃ‼」
研究員「はいはい。刑事ドラマのセリフみたいなこと、言わないでくださいよ......。しかしなぁ~、アルゼンチン共和国杯のヒントっていっても、なんかありますかね?」
所長「アルゼンチンと言えば、『母をたずねて三千里』じゃろ」
研究員「へ? なんですか、それ?」
所長「なんと!? テレビアニメ『世界名作劇場』(フジテレビ系列)の、あの名作を知らんのか? 主人公のマルコ(・ロッシ)がイタリアのジェノヴァから、アルゼンチンへ出稼ぎに行ったまま音信不通になってしまった母を探しに出かける物語じゃ。これが泣けるんじゃ(泣)」
研究員「はぁ......、それで三千里。じゃあ、3000mのレースを使ったことがある馬とかですかね? そうなると、アイスバブル、アドマイヤアルバ、アンティシペイト、オウケンムーン、ゴースト、ディアマンミノル、トーセンカンビーナ、ボスジラ、レクセランスと、結構いますね」
所長「それら全部のボックス買いでええじゃろ」
研究員「いいわけあるかい! あんたこそ、GIじゃないからって、適当にやってんじゃないか!」
所長「すまん、すまん。GIでまったく結果が出んから、ここんところ気が滅入ってな......」
研究員「もう歳ですしね。仕方がない、僕がきちんと考えますよ。そうそう、アルゼンチンで思い出しましたが、つい最近、サッカーのW杯南米予選に挑む代表メンバーが話題になっていたじゃないですか」
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