みやこSは人気馬に不安データあり。穴党記者推奨の伏兵2頭が好配当を運んでくる
秋のGIシリーズがひと休みとなる今週、関西ではGIチャンピオンズC(12月5日/中京・ダート1800m)の前哨戦となるGIIIみやこS(阪神・ダート1800m)が11月7日に行なわれる。
京都競馬場の改装工事により、今年も昨年と同じく阪神で開催される同レース。日刊スポーツの太田尚樹記者によれば、例年よりも「レベルの高いレースになるのでは」という。
「というのも、今年は同じ週(11月3日)に行なわれる地方交流重賞のGIJBCクラシック(金沢・ダート2100m)におけるJRA所属馬の出走枠が5頭と、昨年よりも2頭少なくなりました。その分、こちらに回ってきて、例年以上にメンバーが集まった印象があるからです」
だからといって、堅い決着に収まるとは限らないと太田記者は見ている。
「過去10回のレースを振り返ってみると、1番人気は3勝にとどまっており、10回中4度は馬券圏内から外れています。伏兵の台頭も頻繁に見られ、3連単では好配当が生まれることが多いです。
また、データ的には休み明けの馬が苦戦する傾向にあって、今年はオーヴェルニュ(牡5歳)、クリンチャー(牡7歳)、メイショウムラクモ(牡3歳)ら人気馬がこれに該当します。つまり、穴馬が付け入る隙は十分にある、ということです」
そこで、太田記者は重賞初挑戦となるメイショウハリオ(牡4歳)を波乱の使者として推奨する。
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