2021.09.19

アメリカGI2勝の子、ソリダリティは「すらっとした好馬体」でいい脚が使えそう

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Getty Images

厳選!2歳馬情報局(2021年版)
第17回:ソリダリティ

 現役時代、アメリカのGI戦線で活躍した名牝の息子がまもなくデビューを迎える。栗東トレセンの中内田充正厩舎に所属するソリダリティ(牡2歳/父ハーツクライ)である。

アメリカのGI戦線で活躍したソリダリティの母、ミュージカルロマンス(写真中央)アメリカのGI戦線で活躍したソリダリティの母、ミュージカルロマンス(写真中央) この記事に関連する写真を見る  母のミュージカルロマンスは、2009年にデビュー。以降、2010年までは目立った成績を残すことができなかったが、4歳となった2011年に才能が開花した。

 GIプリンセスルーニーH(アメリカ・ダート1200m)で2着と好走すると、しばらくしてGII勝ち。初の重賞制覇を決めて一気に本格化し、その後、GIBCフィリー&メアスプリント(アメリカ・ダート1400m)を制してGIホースの仲間入りを果たした。

 2012年に入ってからも快進撃は続く。GII戦を勝ったあと、前年に2着に敗れたプリンセスルーニーHを勝利。2つ目のGIタイトルを手にした。

 引退後は日本に輸入されて繁殖生活をスタートし、これまでに3頭の子がデビュー。重賞勝ちを遂げるような出世馬こそいないものの、いずれも期待馬として注目され、それぞれ勝ち星を挙げている。

 そんな兄姉と同様、ソリダリティもアメリカの名牝の子として多くのファンから関心を集めている。初陣は9月19日の2歳新馬(中京・芝2000m)。デビューを目前にして、陣営はどんな感触を得ているのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。