桜花賞は好配当のチャンス。穴党記者は2強と未対戦の実績馬2頭を推す (3ページ目)
「フェアリーSでは、ケタ違いの末脚で突き抜けました。そしてその後、同レースで2馬身半差をつけた2着ホウオウイクセル(牝3歳)がGIIIフラワーC(3月20日/中山・芝1800m)を勝利。フェアリーSを勝った価値が一段と高まりました。
1200m戦(2着)でデビューして、距離を伸ばすごとに内容がよくなっている点も好感が持てます。2戦目が約2カ月ぶり、3戦目が約2カ月半ぶりで臨んで、いずれも勝利を飾っていますから、およそ3カ月ぶりとなる今回も問題はないでしょう」(太田記者)
「フェアリーSの勝ち馬は大成しないことが多いのですが、今年は同レース2着のホウオウイクセルが続くフラワーCを制したことで、レベルの低いレースではなかった、という証明になったと思います。
どれほどの穴になるかわかりませんが、雰囲気的には年明けのシンザン記念から桜花賞に直行して快勝したアーモンドアイに似たものを感じています」(木村記者)
太田記者も指摘しているとおり、最近は年明けの1月、2月に行なわれたステップレースを勝って、桜花賞へ直行する馬が増加傾向にある。今年は特に、それが顕著だ。その分、予想は難解を極める。
だが、そういう意味では、本来なら上位人気となるべく実力馬から勝負しても、好配当をゲットできるチャンスがあるということ。要は、その実力馬を見極められるかどうか。それが、ここに挙げた2頭であってもおかしくない。
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