2021.04.09

桜花賞は好配当のチャンス。穴党記者は2強と未対戦の実績馬2頭を推す

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 3歳牝馬クラシック第1弾のGI桜花賞(阪神・芝1600m)が4月11日に行なわれる。

 人気を集めそうなのは、無敗の2歳女王ソダシ(牝3歳)。年末のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月13日/阪神・芝1600m)以来、ここが始動戦となるが、どんなレースを見せるのか、さらには白毛馬初のクラシック制覇なるのか、大いに注目される。

 ただ、桜花賞の過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気はわずかに1勝。他、2着3回、3着1回、着外5回と、信頼度は今ひとつだ。

 一方で、2番人気は5勝、2着3回、3着0回、着外2回と、かなりの好成績を残している。過去10年の間で3頭も生まれている三冠牝馬も皆、桜花賞では2番人気で快勝している。

 ならば、阪神JFでソダシに僅差の2着となって、今回も2番人気が予想されるサトノレイナス(牝3歳)のほうに食指が動く。だが、デイリー馬三郎の木村拓人記者によれば、ソダシよりもサトノレイナスのほうに不安要素があるという。

「当初からぶっつけ本番の予定だったソダシに対して、サトノレイナスは阪神JF後、GIII共同通信杯(2月14日/東京・芝1800m)を使う予定だと聞いていました。ところが、同レースを使うことなく、本番へ直行。順調さを欠いた、ということは否定できません」

 そうなると、「2強」で絶対とは言えないかもしれない。1番人気が不振というデータを含めて、波乱要素は十分にある。

 また、日刊スポーツの太田尚樹記者は、出走馬それぞれの実力比較についてこう語る。

「近年、出走馬のローテーションが多様化しています。年明け初戦の重賞やオープンレースを勝って、そのまま間隔を開けて本番に臨む馬が増えています。つまり、トライアルへ回る馬が減っていて、その結果、本番では未対戦の馬が多く、単純な実力比較が難しくなっています」

 そして太田記者は、そこに「馬券的には妙味がある」と言ってこう続ける。